11月24日 広島市三篠公民館で11月定例会を行いました。
全国からの報告事項や、
私が検定員として、参加させて頂いた島根県での平成の大工棟梁検定の報告・東京での古民家勉強会を中心に話し合いました。
今までは、古民家の敷き土台・柱は石積みに乗っているだけで、地面近くにある為(平均5〜10㎝程度)腐食が懸念され、リフォーム瑕疵保険やフラット35の対象外となり、基礎を製作し嵩上げが必要となっておりました。
しかし古民家再生協会では、軒の出や使用する木材によれば石積みのまま、それらの対象となる事が出来るようになりました。
これは、今までのように基礎・アンカーボルトを製作し無理やり在来工法に直さず、伝統構法のまま改装出来る画期的な事となります。
他、古民家関係の新聞記事や、会員さんの近況報告を行い、様々な意見交換を行いました。
これからさらに、伝統構法の免震的な柔構造が残る改装方法にしていきたいですね。