夢街道沿いにある「かしわや入江」さんにて広島県観光課の職員の方をお招きいたし、広島に残る古民家活用についての意見交換をさせて頂きました。
参加して頂いたメンバーは可部地域で活動されている方々にお集まり頂きました。
可部の旧街道沿いに残る歴史を後世に伝える活動をされている
『可部夢街道まちづくりの会 大旦那 梶川 暢之氏』
広島文教女子大学で観光学を学生に教授されている 『人間科学部 グローバルコミュニケーション学科 講師 山川 拓也氏』
可部で2015年1月に新規開業された不動産会社
『株式会社 ルーツ不動産』 代表取締役 横山 寛氏
築150年の古民家で代々呉服店を営まれ、今年8月20日にカフェスペースをリニューアルオープンされた
『かしわや入江』 入江 允英氏
にご参加頂きました。
全国での民泊や古民家活用事例や、広島県全体の話から可部地域まで幅広く、ざっくばらんに意見交換させて頂きました。
観光課の職員の方からも大変わかりやすいお話しを頂いたのと、参加者がそれぞれの意見を交えて話し出来た事もあり、会議は大変盛り上がりました。
少し街並みも散策する時間もあり、
可部で150年の歴史がある
『旭鳳酒造株式会社』さん、
同じく築150年の古民家を2006年7月に改装され今年10周年を迎えられた
『NPO法人 ウィング可部 可笑屋』さん
の店内を見学させていただきました。
この度の意見交換会を通じて感じた事は、
町おこしにはやはり人が「要」なんだなとつくづく思いました。
地域の残る歴史や古民家はそこにあるだけでも十分存在感はありますが、それをしっかり誰かに伝えていかないと、風化して行ってしまいます。
改めて、
活用されず朽ちるのを待つだけの古民家を次の誰かに引き継げる活動をしっかり行っていきたいと感じた良い機会となった気がします。