5月19日三篠公民館で古民家活用会議を行いました。
現在修繕工事中の矢野の古民家について引き続き検討していき、この度は東京からオーナー様と 一般社団法人フラットデザインの舟木公一郎氏も参加され、活用に向けてのプランや展開を話されました。
このプロジェクトが始まって約半年。
この度初参加の方もいらしたので、それまでの出来事などを映像で紹介し、現状を皆で把握して会議に入りました。
コンセプトは「地域開放」
矢野で生活する子供達をメインに考え、放課後ちょっと寄れる場所、友達と遊ぶスペースや、宿題をする家としての考え方など、
家でも学校でもない「第三の居場所」
会議では自由に意見交換を行い、予定時間を延長して議論が盛り上がりました。
「何かをこちらから決めていくのでは無く、まずは地域で何が求められているかリサーチしてから進めては?」
正に「目から鱗」状態でした。
当たり前ですが、利用して頂くのは地域の方々。
そこがまずは大事。という事に改めて気付かされました。
それから元々はこの家は「庄屋」とういう事もあり、呼び方を「古民家」→「庄屋屋敷」にしてはどうかという意見も出て、今後はそのようにして行こうと思います。
翌日、現地でオーナー様の地元友人3名を交え意見交換も致しました。
皆さん気さくな方でこの度のプロジェクトにも忌憚の無い意見をオーナー様に話されておられました。
古くからの友人の素晴らしさに個人的に感動しました。
又、オーナー様からのご紹介で、今回のプロジェクトを事前に相談しておられた
アトリエ アーキツリー 代表 青山 修也氏を紹介して頂き、これからのここでの取り組みについての意見交換や、ご自身の地域での取り組みを教示頂き、これからの活動に対し、大変参考になりました。
目標としてお盆前後に、現在この30年空き家で放置されている庄屋屋敷をまずは雨戸を開け、地域に寄って楽しんで頂けるイベントを計画し、そこからの意見を今後の指針にして行こうと決まりました。
どのようなイベントになるか乞うご期待!