最近空き家問題が広島市でも多く取り上げられており、平成27年に空き家の実態調査を行った際、約4,200戸の空き家が見つかりました。

このうち、市では空き家の程度に3段階でランク付けを行っています。

・Aランク 問題がないもの 2,085戸 49.3%

・Bランク 軽度の問題があるが周辺に影響を及ぼすおそれのないもの 1,526戸 36%

・Cランク 問題があり周辺に影響を及ぼすおそれのあるもの 620戸 14.7%

と分けているようです。

 

さらにCランクの中でも4つに細分化されており、

中でももっとも危険な状態

「保安上危険となるおそれのあるもの(外壁等が脱落)」

が約460件あります。

これらが、今から特定空き家になり得る物件に繋がっていきます。

 

先日、ある人と話をしていると

「空き家=古民家」

のような感じで話される方がいらっしゃいました。

 

「あの古民家みたいに崩れそうな家が…」

「うちの空き家は古民家のようにボロボロで…』

 

残念ながら、その中に該当する古民家もあるでしょう。

しかし、本当にこれからも100年持たせれる古民家は存在します。

対して解体するべき建物『古家」も多く残っています。

 

この「古民家」と「古家」(ふるや)の違いをしっかり見極めて、

利活用出来る古民家は適切に残し、痛みが激しく今後活用も出来ない古家はご近所に迷惑をかける前に解体する決断が大事になってきます。

 

お悩みの方、「古民家」と「古家」の違いを古民家鑑定で見極めては如何でしょうか?