この度、矢野で現存する中で最も古いと言われる古民家を鑑定させて頂く運びとなりました。

広島市では先の戦争で築100年を越す歴史的価値のあるような民家はほとんど残っておりません。さらにこの度の物件は広島市中心から比較的近郊に残る意味で非常に価値のある民家だと思われます。

 

オーナー様からの情報では

築120年の古民家で、元々は庄屋さんという事もありこの地域の中心的な役割を担ってきていたそうです。

しかし現在は空き家でオーナー様も県外で生活されておられる為、維持管理に悩まれておられたようでした。

そのような中、当協会の存在を知られ地域の為に何かに活用できればとご相談頂きました。

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室内には竃も残され、隣接する蔵へも土間続きで行ける造りになっていました。

ほとんど手を加えられて無く、当時の職人の手仕事が見られる貴重な民家ではないかと思われました。

これから図面作成や日程調整を経て鑑定へと繋げて行きたいと思います。